遂に来たこの日、予報は冴えないどころか雨でしたが、だからと言って飛んでくる日が
変わる訳でもなし、早朝より成田へと出掛けました。さすがに日が昇る前から居る人は
そんなにいないだろうと思っていたのですが、着いてみたら既に珍しい機体が飛来する
時くらいの人出があって、自分の考えが甘いことに気付かされます。
時間が経つにつれ人もクルマも増える一方、着陸の時間が近い正午前には一帯がまさに
人とクルマで埋まりました。その場で起こっていることの現実離れした感じを強く
感じながら、同時に自分も含めその場に集まる人のエゴイズムに少し嫌気が差しました。
果たして、小雨が降る中成田APPに"Welcome to Narita!"と言われながら誘導され、
予定時刻きっかりに着陸した巨大機、A380。その着陸を待ち、見た人たちの顔は一様に
何となく幸せそうに見えました。
もちろん、私も実物を見て子供のように興奮し、嬉しかった一人です。
たかが飛行機ながら、それを眺め、写真を撮るのが趣味なのですから。
※11/26写真2枚追加
Airbus Industrie F-WXXL A380-800
この時点ではまだそんなに"変わった"航空機には見えない？A380。遠目に見ると、脚の
感じといい、4発のエンジンといい、747とそんなに変わらないように見えます。
ここまで来ると380であることがはっきりと認識できます。"オデコ"(2階部分の先頭？)が
異様に大きいことに気付きますね。
ここまで来ると"オデコ"の大きさが際立ちます。この部分って中は何？あと、この写真
から判ることは、翼が異様に大きいこと。エンジンの大きさにも気付きますね。
通りかかる際は、本当に静かでした。
エンジンの大きさがよく判るこのアングル。エンジンはTrent970と呼ばれるRR社製で、
1基あたりの推力は70,000lbと、ERでない772のエンジン(74,000〜75,000)より少し
弱いくらい。直径は116in.と3メートル近い巨大なエンジンです。
振り返りの一枚。ここまで来ると2階建てを強く意識しますね。あと気付くのは、
垂直尾翼の大きさ。単純に地面から胴体てっぺんまでの高さより高いのでは？と
思えます。
たくさんの人が撮影してました。この写真で辛うじて写っているのですが、てっぺんの
衝突防止灯、胴体の大きさのためか左右両方に見えるように2つついていますね。
スポットイン後の一枚。噂で流れていたとおり、スポットは45番でした。（どこから
そのような情報が流れるのか非常に不思議でしたが）このあたりで雨が激しくなって
きたため、視界がかなり悪くなっていますが、、747と並んだ写真が撮れなかったのが
悔やまれます。感じとしては、744より尾翼の高さが際立っている、という気がしました。
